冬登山@手稲山。

こんにちは。Kafioです。

登山、と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか？

ほとんどの方は緑豊かな森や川のせせらぎ、虫の鳴き声を思い浮かべることでしょう。

では、そこに"冬の"がつくといかがでしょうか。

きっと「？」だと思います。私ももちろんその一人です。

あまりに縁遠くて、うまくイメージができません。

そんな冬の登山に昨日、チャレンジしてきました。

もちろん、人生初です。場所は手稲山・平和の滝コース。

夏は何度もトレランでお世話になっているコースなので、この日もトレラン仕様の出で立ちの私。はい、完全に甘く考えておりました。同行者の弟の本格的な装備と雪深い登山道を見て、自らを恥じることになりました。でも、ぜっかく来たので、行けるところまで登ってみることにしました。

幸い、一本道ができていましたので、それを目印に一歩一歩、歩みを進めます。

冬山特有の、しんとした雰囲気。雪化粧をまとった木々。パウダースノーの心地よさ。真冬でも凍ることなく流れる川のせせらぎ。

そんな大自然の中で、自分の内面と対峙する豊かな時間。

それはまるで、『登る瞑想』ともいえる時間でした。

勝負どころの岩のガレ場まで登りましたが、天候が急変し、吹雪いてきたのと、トレースが消えてしまったこともあり、撤退することにしました。

弟の『余裕のあるうちに戻ることが大事。生きて帰ることが最優先。』の言葉が重く響きます。

ゴールの登山道入口が見えたときは、楽しすぎて、まだ終わりたくない～と心から思いました。でも、下山して、下界から山を見渡すと大雪のため、真っ白。あのときやめてよかったと思いました。生きていれば、次のチャンスがありますよね。

今回、初の冬山登山ということで、とても貴重な経験をさせていただきました。

登山の奥深い魅力を感じた一日でした。

ではでは、enjoy❗🍀